子どもに「なんでママと話さないの」と聞かれた。何と答える?

子ども気持ち夫婦


まだ離婚の話ではない。ただ口をきいていないだけ。それでも子どもは気づいている。嘘をつかず、不安にもさせない答え方と、絶対に言わないほうがいいこと。

くわしく

結論。嘘はつかない。事情は説明しない。「あなたのせいではない」だけ、はっきり言う。

子どもは気づいている。直接なにも言われていなくても、家の空気は分かる。聞いてきたということは、しばらく前から気にしていたということだ。

答え方の型を置いておく。そのまま使っていい。

「今、お父さんとお母さんで、うまく話せていないことがある。でも、君のせいじゃない。」

「大人の間のことで、いま少し時間がかかってる。ご飯も学校も、いまのところは今までどおり。何か変わるときは、変わる前に必ず言う。」

この二つに共通しているのは、三つの要素だ。

要素なぜ要るか
事実は認める(うまく話せていない)「なんでもないよ」は嘘だと分かる。嘘だと分かると、次から聞いてこなくなる
君のせいじゃない、と言い切る子どもは自分のせいだと考えることがある。ここは明示的に否定する
暮らしの見通しを伝える(変わるときは先に言う、と約束する)子どもが一番不安なのは、自分の暮らしがどうなるか。「変わらない」と言い切ると、あとで変わったときに、次から何も信じてもらえなくなる

逆に、言わないほうがいいこと。

言いがちな言葉何が起きるか
「ママに聞いてごらん」子どもを伝令にする形になる。両親の間に立たされる
「ママが怒ってるんだ」片方を悪者にする。子どもはどちらも好きなので、板挟みになる
「なんでもないよ」嘘だと分かる。次から相談してこなくなる
「お前が言えば話すかも」子どもに責任を持たせる。うまくいかないと自分を責める

片方を悪者にしないこと。 ここが一番大事で、一番やってしまう。「ママが」と言いたくなる場面はあるが、子どもにとっては両方が親だ。どちらかを悪く言われると、子どもは自分の半分を否定されたように受け取ることがある。

そして、答えたあとにやることが一つある。子どもと二人で過ごす時間を、意識してつくる。 説明よりも、いつもどおりに接してもらえることのほうが、子どもには効く。散歩でも、送り迎えでも、宿題を見るだけでもいい。

年齢によって受け取り方は違う。詳しくは → 離婚の子どもへの影響は年齢で違う?

なお、離婚が具体的に決まっている段階なら、伝え方が変わる。 → 子どもにはどう説明すればいい?

なお、子どもの前で怒鳴り合いになっている、子どもに手が出た・出そうなら、これは説明の仕方の話ではない。 動き方は → 妻が怖い、家に帰りたくない

一人で抱えるのがきつくなってきたら、名前を言わずに話せる無料の窓口がある → 誰に相談すればいい?

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