妻から「荷物を送って」と連絡が来た。送っていい?

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送ってください。応じない・引き延ばすのは、こちらの印象を悪くするだけで得がありません。ただし送るのは「頼まれた物」だけにして、手紙やメモは入れないこと。何をいつ送ったかは自分用に控えておく。荷物のやり取りは、じつは関係が事務的に再開する最初の入口になります。

くわしく

「送りたくない」と思うのは分かる。荷物を送ったら、本当に戻ってこない気がする。手元に置いておけば、取りに来るかもしれない。

その気持ちは自然だが、荷物を人質にしても、相手は戻らない。むしろ「話が通じない人」という評価が固まるだけで、こちらが失うものの方が大きい。

送るときの3つのルール

① 頼まれた物だけを送る。 気を利かせて余計な物を足さない。「これも要るだろう」と入れた物が、相手には「まだ荷物を見た」「勝手に判断された」と映ることがある。

② 手紙・メモを入れない。 これが一番やりがちで、一番効かない。荷物を開けた瞬間に手紙が出てくると、相手は不意打ちを受けたと感じる。伝えたいことがあるなら、荷物とは別に、短いメッセージで送る。

③ 何をいつ送ったか、自分用に控えておく。 相手を疑うためではなく、後で「送った・送っていない」の話にならないようにするためだ。写真を1枚撮っておけば十分。

送り状に添えるとしたら、この程度でいい。

「頼まれたもの、送りました。足りないものがあれば言ってください。」

実は、ここが再開の入口になる

意外に思うかもしれないが、荷物のやり取りは、止まった関係が動き出す最初のきっかけになりやすい

理由は単純で、これが感情の話をしなくていい唯一の用件だからだ。「元気か」には答えづらくても、「タオルどこにある?」には答えられる。用件だけのやり取りが何度か成立すると、相手の中の警戒が少しずつ下がる。

だから、ここで焦って関係の話を混ぜないでほしい。事務的なやり取りを、事務的なまま成立させることに価値がある。

逆に、こちらから送りつけない

頼まれてもいないのに荷物をまとめて送るのは、やめておく。「もう戻ってくるな」という意思表示に受け取られることがある。実際にはそんなつもりがなくても、離れている相手には強い言葉として届く。

大きい物・共有の物は、いったん保留でいい

家具、家電、車、共有名義の物。こういうものは「送る・送らない」の話ではなく、あとで整理する対象になる。今の段階で慌てて処分したり、勝手に運び出したりしないほうがいい。

判断がつかないものは、そのまま置いておくのが最も安全だ。捨てたり売ったりするのは、話し合いができる状態になってからでいい。全体の整理の進め方は、別居の記事にまとめてある。

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